みなさんお疲れ様です!
先日9月2日(日)に今年度最後の講習会を開かせていただきました!
たくさんの方が来てくださり、とても充実した講習会となりました。
~講習会のおさらい~
今回は主に秋野菜のことを中心にお話をしましたが、その中でもいま播く大根(秋冬青首大根品種が対象です)のおさらいをしていきます。
まず大根の種まき時期といえば9月1~8日(新潟下越)のように当店では基準としておりますが、
なぜ10日までにしないのか?と、よくお客様に質問されます。
当店に来られるお客様で、大根が太りきらないで収穫を迎えたという相談が多々あります。
お話を聞くと、その中で9月の10日を過ぎてからまかれる方が多くいらっしゃいます。
10日を境に天候にもよりますが太りきらないことが多いので、
当店では2日余裕を見た9月1~8日をまき時期とすることにしています。
細かいようですが、9月の種まきになると1日のまき遅れで生育が1週間遅れてしまいます。
新潟は他の県に比べてくもりが多く冬になると雪も降り、植物の生育が停滞してしまうので、
なるべくまき遅れないように注意してください。
※逆にもし8月下の早まきをされる方は、それだけ早太りして割れやすくなるので収穫のタイミングに注意が必要です。
~まき方~
大根などの根野菜はよく耕して根が下がりやすくすることを基本としますが、種まきの時にあまりにも土がフカフカだと、
芽が徒長しやすく、良いカイワレが出にくくなります。
昔の先輩方はうねの上に足型を作ってからそこに種を播いていました。
いまよくやられている方は、株間25~27センチをとって播くところにビール瓶などで目印をつけながら鎮圧していきます。
そこに種をまいていき、約1センチの土を覆土したらもう1回手の甲で播いたところを鎮圧してあげてください。
そうすることによりしっかりとしたカイワレが開いてきます!
これから台風が来るので、種まきをされる方は、台風が去った後に播きましょう!!
2018年9月3日 投稿者:布川 俊樹