も~うい~くつね~る~と~、お~正~月~♪
秋があっという間に過ぎ、雪も降ってきた中、
タネゴンもいよいよ本格的な冬眠の時期になりました(>_<)
今日は新潟の露地栽培で最後の種まき時期にあたる、
サヤエンドウ(この地域では1年に2度播けることからニド豆と呼ばれています)の種まきについて書いていきます。
サヤエンドウの播種時期は11月下旬から12中旬までで、
3~4粒で種をまきます。
畑に直接まかれる方もいらっしゃいますが、鳥害や不安定な天候のせいでなかなかきれいに芽を出すことが難しいので、
なるべくポットで播くことをおすすめします。
まず、土を詰めたポットに水を湿らせ、そこに種をまきます。
エンドウは寒さに強く4℃以上であれば芽が出ますが、日数がかかってしまうので上に不織布と必要であればビニールも上にかぶせ、保温します。
あとは天気と気温に応じてビニールをはいだりはしますが、基本的に芽が出るまで水やりは不要です。
エンドウや枝豆などのマメ科は、水を吸収しすぎると種皮が破れて発芽不良を起こすので、過度な水やりは避けてください。
種をまく前に水に浸すことは一番の発芽不良の原因になるので、決してしないでください。
大体種をまいてから5日前後で芽が出てきます。
本葉が1~2枚展開してきたら生育のそろっている苗を2~3本に間引きして、本葉が3~4枚になったら畑に定植します。
エンドウは幼苗のころは―7℃の低温にも耐えられるほど耐寒性があるので基本冬囲いなどは不要ですが、早まきなどで大苗になってしまうと耐寒性がなくなり低温障害を受けるので、トンネルで保温して越冬させてください。
ポイントは、
・早まきをしない。
・過度の水やりには注意する。
この2つのことに注意して種まきを心がけてください!
これで今年最後のたねまきも終わってしまいましたが、
来年もみなさんが良い野菜を収穫できるように励んでいきますので、よろしくお願いします!!
2017年12月14日 投稿者:布川 俊樹