ブログをご覧のみなさん、初めまして。
種権唯一のメガネ男子、仁木祐太です。
よろしくお願いします。
12月に入り、これから冬本番。
種権も来年の春、駐車場に飾る花たちの植え込みが終わりました。
またチューリップの球根700球を超える数の植え込みも終わり、来年の春がとても待ち遠しいです。
ぜひ見に来てください!!
これからの季節、温かいおでんが食べたいなぁ…
どうしたんだこの大根!?
ここで冬野菜のお話をひとつ。
大根を作っていて、この写真のように根が分かれてしまったというお客様がよくいらっしゃいます。
なぜこのような大根になってしまうのか?
問題として大きく2つあります。
耕した深さが浅い
土というのは奥に掘っていけばいくほど固い土の層になっていきます。
大根は土中に伸びていく野菜なので、浅く耕した畝だと伸びていく際に固い土の層に当たってしまい根が伸びずに又根になってしまいます。
なので畝を作る際には深めに土を掘り起こし土中を柔らかくしましょう。
その時に石や固い土の塊が出たら取りましょう。
取らないでおくとやはり大根が伸びていくときに当たってしまい又根になります。
肥料焼け
元肥も播いたし耕した、さぁ種を播こう!
ちょっと待ってください。
元肥をやるときは種を播く10日~2週間前にはやっておき、土となじませておくようにしましょう。
そのまますぐ種を播いたり元肥をして何日も置かないで種を播いてしまうと、
伸びていく大根の根に溶け残っている肥料が当たってしまい肥料焼けを起こし又根になってしまいます。
また1ヶ所に元肥が固まっていると耕した時にその固まりのまま土中に残る可能性があります。
なので元肥を蒔く際に均等にバラバラと蒔くようにします。
肥料が土中になじんでいる状態で種を播きましょう。
以上の問題をクリアして次の大根の作付にチャレンジしてみましょう!
2015年12月3日 投稿者:仁木 祐太